ローコストのメリット、デメリットは？
・１０００万円台で叶う家づくり
注文住宅を買うとなると、数百万円、数千万円という普段は一個人で馴染みのないような大きな金額を頻繁に目にし、何となく感覚が麻痺してしまいます。
いつもなら手が伸びない１０万円のソファーなどが随分と安く見えるのです。
金利は史上最低水準と言っても、元本の金額が大きくなれば、支払い額は数百万円という規模感になりますから、可能ならもともとのローン金額を減らすか、予算全体を絞り込んでおきたいですね。
そこで見ておきたいのがローコスト系の住宅です。
建物が１０００万円台という低価格で手に入ることから、最近は若年層に人気ですね。
こうしたメーカーはあらかじめパッケージングした住宅を大量に供給することでコストを下げますから、会社の規模は中規模以上で、施工実績もかなりのスピードで蓄積されます。
そういう意味では一定程度の信頼性はあるのですが、間取りや部材などをカスタマイズできる範囲は限定されています。
本当の意味で自分のこだわりを表現したいと考えている人には不向きかも知れませんが、１０００万円台でどこまでできるかという参考情報を得て、自分の家づくりに生かすためにも、一度は完成した物件を見てみるのも良いかも知れません。